Amazon欧米輸入転売|はじめる前に押さえておくべき3つの事
みなさんこんにちは!
さて、Amazon欧米輸入販売に興味を持っている方は多いと思います。
世界には、たくさんの商品で溢れています。Amazonでは、海外から商品を購入し個人販売するビジネスソリューションを提供しています。
Amazon ホームページより
売れそうな商品を自分でリサーチし、それがヒットして稼げたら嬉しいですよね!
そんなあなたに伝えておきたい、
「はじめる前に押さえておくべき3つの事」を紹介したいと思います。
ビジネスの順序を守る
rakumachi ホームページより
はやく稼ぎたい気持ちはわかります。
はっきり言いますが、素人が副業で始めて3ヶ月以内に1万円の利益を出すことは無理でしょう。
物事には順序があるように、ビジネスにも、当然順序があるものです。
- まず、商品の売り買いについて、ひと通り理解しましょう。
- つぎに、利益1万円の収支計画をたてて実行してみましょう。
はじめの3ヶ月間は、この2つに集中するといいと思います。
「小口なんて手間ばかりかかって儲からない」
「今、売れている商品なんだから一気に手配して捌いたほうが稼げるに決まっている」
これが事実なら、資金力のある商社は、みんな儲かっています。
みんな景気の良い話が好きですから、輸入転売でガンガン売ってウハウハ、みたいなことを書いたり言ったりするブログをよく目にするようになりました。衝動に駆られるのはわかります。でも、実態は地味なものです。
まず、伝えておきたい1つ目は、
大口ではなく小口出品から始めてみましょう。
急がばまわれ、基本を理解することは結果的に近道です。
Amazonの小口出品サービスを利用して、はじめは、稼ぐことよりもビジネスの勉強を優先してみることをお勧めします。
利益率5%の捉え方
利益は、当然ですが多いほうがいいですよね。
10,000円で仕入れて、300円しか儲からないよりも、1,000円儲かったほうが当然いいです。
さて、10,000円で仕入れて1,000円儲かったら、 利益率は何%でしょう?
10%と答えた人、その程度のスキルでビジネスをすることは無理です。
「これ、海外で10,000円で仕入れられるけど、日本なら11,000円なら売れそう。1,000円儲かれば、いいんじゃね?
1個で1,000円なら、10個で10,000円! 超ラッキー!!」
そのような、ドンブリ勘定でも、なかなかうまくいくものではありません。
利益率は、せいぜい3~5%。良くて10%が相場です。
必要経費を仕入れ単価に加算して、さらに利益率5%を加えて売れそうかどうか。この数字が、売値の目安として捉えるといいでしょう。
つまり、期待するほど利益率を確保できるものではありません。
必要経費に漏れがあったら、利益が減ることになります。せいぜい利益率は5%しかないので、もし「経費漏れ」が見つかったら、利益など、あっという間に吹っ飛んでしまいます。
そうなっては、元も子もありませんね。
伝えておきたい2つ目は、
利益を確実に確保できるように、売値を正確に算出できるスキルを身につけましょう。
利益をだすためにビジネスをするのですから、きちんと必要経費を計算した上で売値を決め、利益率を把握することは、最も重要になります。
もし、どうしても売れない場合は、どこまで利益を削って売ってしまうか。
売り買いは、タイミングも重要ファクターですから、早く正確な判断をするためにも、利益率のみならず、売値構成をつねに把握しておくことは重要になります。
キャッシュ・フローを監視する
@MoneyForword HPより
輸入販売をはじめること、それは、あなたが事業主になるということです。
キャッシュ・フローの状況で、事業の拡大・縮小を判断する力は、事業を成功させるための必須スキルとなります。
キャッシュ・フローとは、「お金の出し入れの流れ」です。
お金の出ていくタイミングと入ってくるタイミングは、それぞれで違います。
例えば、手元資金が100,000円で、10,000円の商品を仕入れて11,000円で販売したとします。
仕入れの支払いが1日で、販売の入金が20日の場合、手元資金は、1日に90,000円に、20日に101,000円になります。
このように、お金が出たり入ったりする流れ(減ったり増えたりする動き)をキャッシュ・フローといいます。
入ってくるお金 ・・・ 収入
- 商品の販売費(売上)
- 銀行預金の利子
出ていくお金 ・・・ 支出
- Amazon契約料
- メーカからの仕入れ費用
- 在庫管理費
- 副資材費(梱包用のダンボール、緩衝材、Amazon指定ラベルなど)
- 配送料(Amazon指定料金以外は自己負担)
- 税金など(消費税、輸入税、関税手数料など)
キャッシュ・フローにおいて、目安としては、資金の3~4割は、つねに手元に残るように計画すると良いでしょう。
決して、「見込み仕入れ」は、しないことです。
これは、「自己破産の始まり」で、倒産前の会社が二歩手前でやることです。(一歩手間は、在庫のたたき売り)
一発逆転を夢見て「資金焦げ付き(ショート)」しているにも関わらず、借金の利子返済もできない状況でサンクコストばかり積み重ねている状況では、一刻も早く清算して撤退したほうが身のためです。
また、売上の回収(収入の確認)は、最も重要ですので、忘れずに必ず確認するようにしましょう。
「今月は、やけに注文が入ってウハウハ!めっちゃ売れてやばい!!」
と言いながら、どんどん仕入れてアジアの企業に売りまくり、気づいたときには相手が消えていて、売上の回収ができずに倒産した有名商社があるほどです。
小口出品の場合は、Amazonから支払われますが、売上の回収はビジネスの基本です。
伝えておきたい3つ目は、
キャッシュ・フローを監視できる方法を準備しておきましょう。
収支グラフがまさに、ビジネスのバロメータをあらわしています。儲かっているのかどうか正確にわからない状況でビジネスをすることは、リスクが大きいですよ。
お金の出入りを自動で見える化してくれる便利なアプリがあります。
ビジネスに限らず、個人ユースでも重宝します。
無料登録もできるので、試してみてはいかがでしょう。
輸入転売。儲かるといいですね!
ですが、これで生計を立てることは無理なので、あくまで副業で楽しんでください。
それでは。